医療針脱毛とは
医療針脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴に絶縁針を挿入して、そこに電気を流して毛根組織を破壊する脱毛方法です。針脱毛の歴史は古く、130年以上前から行われていたとも言われています。
医療針脱毛は、毛1本ずつ処理する必要があり、長時間の施術時間がかかり高額になりがちですが、レーザー脱毛などの施術を行えない部位の脱毛や、増毛化・硬毛化した部位の脱毛などが可能です。針脱毛で処理した毛はその場で抜けて、その後は生えてこなくなるため、確実な永久脱毛が可能です。
当クリニックの医療針脱毛の3つの特長
01.続けやすい価格設定
針脱毛の施術は、1回では終わらない且つ1本1本施術を行うため、通常の医療脱毛より高価で時間がかかります。その為、お客様の負担をできる限り抑えた続けやすい価格設定にしております。
02.繊細なデザイン調整が可能
針脱毛は1本1本丁寧に施術を行うため、眉や顔まわりの細かい部分のデザイン調整が可能です。他の脱毛方法では難しい、自然な仕上がりを実現します。
03.すべての毛質・肌質に対応
色素の薄い毛や産毛、色黒肌の方など、一般的なレーザー脱毛では難しい毛質や肌質にも効果を発揮します。幅広いお悩みに対応できることが大きな特徴です。
こんなお悩みの方におすすめ
- 白髪を脱毛したい
- レーザー脱毛や光脱毛で硬毛化してしまった
- 色素沈着やホクロの上にある毛を脱毛したい
- 眉下の毛を脱毛したい
- 髭の形を綺麗に整えたい
- レーザー脱毛を複数回したが、残っている毛がある
- レーザー脱毛や光脱毛のコース消化後に数本だけ生えてくる毛を脱毛したい
料金
眉
基本料金 | ¥3,300 |
針代金(1本) | ¥5,500 |
採血代 | ¥5,500 |
針脱毛(1本) | ¥500 |
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メリット・デメリット
メリット
- 毛質や肌質を問わない
- 1本1本処理できるため、必要な毛だけを残すことができる
- レーザー脱毛では照射できない部位(目の近くや眉下など)にも効果的
- すぐに効果を実感できる
- 硬毛化や増毛化のリスクがない
- 毛の太さや色に関係なく効果がある
デメリット
- 毛根に直接電流や高周波を流すため、レーザー脱毛と比べて痛みが強いと感じる場合がある
- 1本ごとの料金の為、通常の脱毛より費用がかかる
- 1本ずつ施術するため、毛量が多いと施術時間が長くなる
- 広範囲の施術には向かない
- 施術を受けるには毛を伸ばす必要がある
- 後遺症のリスクがある(火傷による色素沈着、瘢痕形成、色素脱失、神経障害、凍傷、アレルギー反応・蕁麻疹、ケロイドなど)
施術の流れ
01. カウンセリング
はじめに、肌の状態や脱毛部位をお伺いし、治療の方針を決定します。
02. テスト脱毛・採血
施術後の肌の反応確認、痛みが我慢できるかのテストをいたします。
5本まで無料ですが、6本目以降は別途施術代として発毛1本あたり500円お支払いいただきます。
併せて、本脱毛希望の方は、初回のテスト脱毛後に採血も同日に行います。採血代は別途5,500円お支払いいただきます。
※本脱毛を一度検討される場合は、後日採血となる可能性もあります。
03. 施術終了
施術箇所のクーリングをして、アフターカウンセリングを行います。問題なければ、次回のご予約時に本脱毛を行います。
よくある質問
- 施術当日は毛を剃らないといけませんか?
- 施術当日は毛を剃らずに3mm程度伸ばした状態でご来院ください。成長期の毛にアプローチするため、施術の2週間前に1度シェービングをしたら、施術日まで毛を生やしていただく必要があります。
- 針脱毛はどれくらい痛いですか?麻酔は使用できますか?
- 針を刺すときにチクっと、通電するときパチッとした痛みがありますが、クーリングである程度緩和できるような痛みです。ご不安な方は、局所麻酔・麻酔クリーム・麻酔テープを使用することも可能ですので、カウンセリング時にお申し付けください。
- 施術の間隔はどのくらいですか?
- 施術の間隔は約1~2か月程度です。
施術の前にご理解いただきたいこと
施術前の注意事項
医療針脱毛を行う際は、毛の長さが3mm程度必要です。施術10日前から剃毛は中止し、あらかじめ毛を伸ばしておいていただく必要があります。
また、日焼け直後の肌は炎症が起きており、医療針脱毛をすることで症状が悪化する恐れがあります。炎症や色素沈着が落ち着くまで施術はお避けください。普段から日焼け止めを塗るなどの紫外線対策も大切です。
施術を受けられない方
- 妊娠中または授乳中の方
- 金属アレルギー、ボルト、ペースメーカー、金の糸など身体に金属が入っている方
- 重度のアトピーの既往のある方、ケロイド体質の方
- 1ヶ月以内に日焼け予定がある場合、または1ヶ月以内に日焼けした方
- 血液疾患、糖尿病、感染症疑いのある方
- 心疾患ペースメーカー装着中の方
ダウンタイム・アフターケアについて
ダウンタイム
- 赤み
- 腫れ
- かゆみ
- ヒリヒリ感
- 毛穴のむくみ
- 小さなニキビ
これらの症状は、施術直後から2~3日程度で落ち着いてきますが、個人差があります。赤みは3~10日間で引きますが、その後も1ヶ月程度は毛穴に淡い赤みが残ることがあります。
アフターケア
- 赤み、腫れ、痒み、ヒリヒリ感などの炎症症状がある場合は、2-3日程度はステロイド軟膏を使用してください。
- 施術当日から3日間程度は、入浴(シャワー可)、サウナ、岩盤浴、日焼け、汗をかくような激しい運動、アルコールの摂取などは避けてください。身体が温まると血流が促進され、腫れや赤みが強くなります。
- 顔の場合は、刺激を与えないように洗顔し、ローションや美容液でしっかり保湿をお願いします。
- 必要以上に触らないようにご注意ください。脱毛後の皮膚はデリケートな状態のため、強い刺激を与えるとトラブルにつながります。
- 皮膚のかゆみがある場合は保冷剤等で冷やしてください。
※症状が続く場合はお早めに当クリニックへご連絡ください。
副作用・リスク
- 痛み、発赤、膨疹、毛嚢炎、熱傷、色素沈着、瘢痕、埋没毛、ケロイド など
- 針脱毛では毛穴の赤み、腫れが10日間程度続く場合があります。
- 稀に治るまで1〜2ヶ月程度の期間がかかることもございます。
- 施術後は軟膏を処方しますので、赤みが改善するまで塗っていただきます。
針脱毛電気手術器COA-50NXの法定記載事項
入手経路等
当クリニックでは、医師の管理および責任のもと、ニドー社より針脱毛電気手術器COA-50NXを個人輸入しています。
国内の承認薬品等の有無
電気手術器COA-50NXは、医療機器製造販売認証の基準改定に伴い、国内で正式に認証を取得しています。これにより、日本国内でも安心してご利用いただける医療機器として認められています。
諸外国における安全性などに係る情報
COA-50NXは、世界各国で使用されている針脱毛用の医療機器です。現在までに、諸外国において重大な副作用の報告は確認されておりません。ただし、施術後に一時的な赤みや軽い腫れが生じる場合があるため、施術後のケアが重要です。
医薬品副作用被害救済制度について
医療脱毛治療は、国が定める医薬品副作用被害救済制度の対象ではありません。ただし、万が一治療に伴う健康被害が生じた場合は、当クリニックの医師に速やかにご相談いただけますようお願いいたします。
執筆者
院長
天本 夏希Amamoto Natsuki
Color GlanZ Clinicのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。クリニックにご来院くださる皆様が「自分らしさ」を大切にできるよう、そして毎日鏡を見るたびに「Color GlanZ Clinicへ来てよかった」と思っていただけるような施術をご提供できるように、現状に満足することなく、学び続けることを心掛けております。
経歴
- 2015年3月 佐賀大学医学部卒業
- 2016年4月 国立病院機構佐賀病院 初期研修医
- 2018年4月 湘南美容クリニック福岡院勤務
- 2019年11月 福岡市内美容皮膚科勤務
- 2023年9月 Color GlanZ Clinic勤務