おでこのボトックス効果はいつから?持続期間と注意点を解説
年齢とともに深く刻まれていくおでこの横ジワは、知らないうちに不機嫌な印象や老けた印象を与えてしまう原因にもなりかねません。
このような表情によってできるシワの改善に有効な治療法として注目されているのが、ボトックス注射です。
しかし、「効果はいつから出るの?」「ダウンタイムはどのくらい?」「痛みはある?」など、施術に対するさまざまな疑問や不安を感じる方も少なくないでしょう。
この記事では、おでこのボトックス注射を検討している方に向けて、効果が現れるタイミングや持続期間、施術後の過ごし方について解説します。
悩みに合った治療法か見極めるための参考になれば幸いです。
おでこのボトックス注射とは?

おでこのシワ改善で広く知られるボトックス注射ですが、どのような仕組みで効果を発揮するのかご存じでしょうか。
シワができる原因とあわせて理解することで、より納得して施術を受けられるようになります。
ここでは、ボトックスの基本的な仕組みと、おでこにシワができてしまう主な原因について紹介します。
ボトックス注射の基本的な仕組み
表情ジワは、表情をつくる筋肉が繰り返し収縮することで皮膚に折り目がつき、それが定着してしまいます。
ボトックス注射は、ボツリヌス菌が生み出すタンパク質を有効成分とし、筋肉の働きを一時的に和らげる施術です。
神経から筋肉へ命令を伝える『アセチルコリン』という物質の働きを抑えるという仕組みです。
これにより、筋肉の緊張が緩み、シワの改善が期待できます。
おでこにシワができる主な原因
おでこにシワができてしまう主な原因には、以下の点が挙げられます。
- 驚いたときや物を見るときに眉を上げる表情の癖
- 年齢を重ねることによる肌のコラーゲンやエラスチンの減少
- 紫外線ダメージの蓄積による肌弾力の低下
- 保湿不足が招く肌の乾燥
眉を頻繁に上げる癖があると、おでこの筋肉である『前頭筋』が繰り返し収縮し、横方向のシワが刻まれやすくなります。
加えて、加齢とともにコラーゲンやエラスチンといった成分が減少すると、一度できたシワが元に戻りにくくなってしまうのです。
さらに、紫外線によるダメージや保湿不足も肌の弾力を奪い、シワをより深くする一因となります。
おでこのボトックス効果はいつから現れる?

施術を受けて気になるのが「おでこのボトックス効果はいつから出るのか」という点でしょう。
ボトックス効果は、施術直後からすぐに現れるわけではありません。
ここでは、おでこのボトックス効果が現れ始める時期と、安定するまでの期間について紹介します。
施術後2〜3日で徐々に効果が出現
おでこのボトックス注射後、多くの場合で施術から2〜3日経過すると、徐々に効果を感じ始めます。
これは、注射されたボツリヌストキシンが神経の末端に作用し、筋肉の動きを抑制するまでに少し時間が必要なためです。
なお、この時点ではまだ完全な効果ではなく、日を追うごとに作用が強まっていきます。
施術直後に変化がなくても焦らず、数日間は経過を見守ることが大切です。
約2週間で効果が安定
施術後、約2週間が経過する頃には効果が安定し、シワの改善をはっきりと実感できる傾向があります。
この時期になると、ボツリヌストキシンの作用が発揮され、ターゲットとした筋肉の動きが十分に抑制された状態になります。
無意識に眉を上げてしまってもシワが寄らず、おでこが滑らかで若々しい印象になるでしょう。
効果のピークを迎えるこの時期ですが、特に問題がなければ経過観察の診察は行わないクリニックが多いです。
おでこのボトックス効果の持続期間と推奨される施術頻度

ボトックスの効果は永久的ではないため、美しい状態を保つためには定期的なメンテナンスが推奨されます。
ここでは、おでこのボトックス注射の一般的な持続期間と、継続して施術を受ける場合の推奨頻度について紹介します。
一般的な効果の持続期間は3〜6ヶ月
おでこのボトックスの効果は、一般的に3〜6ヶ月ほど持続するといわれています。
ボトックスは筋肉の動きを一時的に抑制しますが、時間の経過とともに体内で新しい神経の伝達経路が作られ、筋肉の動きが徐々に戻ってくるためです。
また、効果の持続期間は、使用する製剤の種類や注入量、個人の体質によっても異なります。
推奨される施術頻度
施術の間隔については、個人の状態や効果の現れ方により異なるため、担当医師と相談のうえで決定することが重要です。
効果が弱まってから次の施術を受ける場合、再び表情ジワが目立つようになる可能性があります。
そのため、効果を維持する目的で施術を継続する場合は、状態を見ながら担当医師と次の施術時期を相談することが望ましいでしょう。
ただし、短期間に頻繁な施術を繰り返すと、まれに体内で抗体が作られ、効果が弱まるリスクが指摘されています。
安全性を考慮し、3ヶ月は施術間隔を空けることが大切です。
最終的には担当医師と相談しながら、適切な施術計画を立てることが、長期的に良好な結果につながります。
おでこのボトックス注射の施術後の注意点

ボトックス注射はダウンタイムが比較的短い施術ですが、望ましくない副反応を抑えるためには、施術後の過ごし方が重要になります。
ここでは、おでこのボトックス注射の施術後におさえておきたい注意点について紹介します。
施術当日は長時間の入浴や激しい運動を避ける
施術当日は、血行が良くなる活動、特に長時間の入浴やサウナ、激しい運動、過度な飲酒は控えるようにしましょう。
血流が過度に促進されると、注射部位に内出血や腫れが生じやすくなる可能性があります。
また、体温が上昇することで、注入した薬剤の作用に影響が出ることが懸念されます。
入浴はシャワーで軽く済ませ、ジョギングや筋力トレーニングといった汗をかく運動は医師に相談のうえで開始しましょう。
注入部位へのマッサージや強い圧迫は控える
施術後、少なくとも1週間程度は、注射した部位を強くこすったり、マッサージしたりしないように注意しましょう。
これは、注入されたボツリヌストキシンが、目的の筋肉以外の場所に広がってしまうのを防ぐためです。
意図しない筋肉に作用すると、眉が下がってしまったり、まぶたが重く感じられたりといった予期せぬ結果につながる恐れがあります。
薬剤が適切な場所に定着するまで、注入部位には極力触れないように過ごしましょう。
違和感や頭痛が起きた場合の対処法
施術後、おでこが重く感じられたり、軽い頭痛が起きたりすることがありますが、多くは一時的な症状です。
これは、普段使っていた筋肉の動きが抑制されたことで、他の筋肉がバランスを取ろうとしたり、感覚が変わったりするために生じるものと考えられます。
症状は通常、数日から1週間程度で自然に治まります。
もし症状が長引いたり、悪化したりするような場合は、我慢せずに施術を受けたクリニックに速やかに相談してください。
おでこのボトックスの効果を長持ちさせるポイント

ボトックスの効果持続期間には個人差がありますが、いくつかのポイントを意識することで、より良い状態を長くキープすることが期待できます。
ここでは、おでこのボトックスの効果を長持ちさせるために押さえておきたいポイントを紹介します。
信頼できるクリニックで施術を受ける
効果を長持ちさせるためには、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
ボトックス注射は、医師の技術力や経験によって結果が大きく左右される施術といえます。
そのため、個々の筋肉のつき方やシワの深さを見極め、適切な位置に適量を注入する繊細な技術が求められるのです。
経験豊富な医師は、一人ひとりの表情の癖を考慮し、自然な表情を保ちつつシワを改善するデザインを考えてくれます。
カウンセリングで丁寧に悩みを聞き、施術のリスクや経過についてもしっかり説明してくれるクリニックを選びましょう。
医師と相談して適切な製剤を選ぶ
使用するボツリヌストキシン製剤の種類も、効果の持続性に関わる重要なポイントです。
ボツリヌストキシン製剤には、厚生労働省が承認しているアラガン社製『ボトックスビスタ』をはじめ、韓国製の製剤などさまざまです。
それぞれ特徴や価格、持続期間が異なり、品質にも差があります。
医師と相談し、希望や予算に合った信頼性の高い製剤を選択することが満足のいく結果につながるでしょう。
施術後4時間ほどは横にならないで過ごす
施術後、約4時間は横にならないようにし、体を起こした状態で過ごすことを心がけましょう。
特に、まぶたを開ける筋肉に薬剤が流れてしまうと、眼瞼下垂の原因となることがあります。
そのため、施術後はソファでくつろいだり、座って読書をしたりして過ごすのがおすすめです。
体を大きく曲げる動作や、下を向いて長時間作業することも避けた方が良いでしょう。
おでこのボトックス注射が向いていないケースと他の治療法の選択肢

ボトックス注射は表情ジワに効果を発揮しますが、シワの種類や個人の状態によっては、他の治療法が適している場合もあります。
ご自身に合った方法を選ぶために、ボトックス注射以外の選択肢も知っておくことが大切です。
ここでは、ボトックス注射が向いていない方の特徴と、代わりとなる治療法について紹介します。
ボトックス注射が適さない方の特徴
以下のような特徴を持つ方は、おでこのボトックス注射が適さない、あるいは慎重な判断が必要な場合があります。
- まぶたのたるみが強い方
- 無表情の時でも深いシワが刻まれている方
- 妊娠中・授乳中の方
- 特定の神経・筋肉疾患(重症筋無力症など)がある方
まぶたのたるみが強い方は、おでこの筋肉を使って目を開けている場合があり、ボトックス注射でその動きを止めるとまぶたが重く下がってしまうことがあります。
また、無表情の時でも残っている『刻みジワ』は、ボトックス注射だけでは完全に消すのが難しい場合があります。
妊娠中・授乳中の方は、胎児および乳児に対する安全性が確立されていないため、施術を受けられません。
特定の神経・筋肉疾患がある方は、ボトックスの作用により全身の筋力が低下し、病気の症状が悪化したり呼吸が苦しくなったりするリスクがあります。
深いシワにはヒアルロン酸注入や肌育注射が有効
ボトックス注射が適さない場合や、異なるアプローチでシワの改善を目指したい方には、ヒアルロン酸注入や肌育注射といった選択肢があります。
無表情の時でも深く刻まれてしまったシワには、ヒアルロン酸注入が効果的です。
この施術は、シワの溝の下にヒアルロン酸製剤を直接注入し、肌を内側から物理的に持ち上げることで、シワを目立たなくさせます。
一方、おでこ全体のハリ不足や乾燥による小ジワが気になる場合は、肌育注射がおすすめです。
当院では専用の機器「BellaPro」を使用し、ヒアルロン酸やアミノ酸などの美容成分を皮膚の浅い層へ均一に注入します。
これにより、肌自らのコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌全体の潤いやハリを高める効果が期待できます。
ボトックス注射とヒアルロン酸注射の併用で得られる効果
ボトックス注射とヒアルロン酸注射を併用することで、より高い相乗効果が期待できます。
これは、ボトックスでシワの原因となる筋肉の動きを止め、ヒアルロン酸で既にできてしまったシワの溝を埋めるという、2つのアプローチを組み合わせるためです。
また、ボトックスで表情の癖を抑えることで、注入されたヒアルロン酸が動かされにくくなり、その効果を長持ちさせることにもつながります。
これにより、滑らかでハリのあるおでこをより長くキープしやすくなるのです。
この併用療法は、おでこのエイジングケアにおいて複数の医療機関で行われている治療法の一つです。
まとめ
この記事では、おでこのボトックスの効果が現れる時期や持続期間、注意点について解説しました。
おでこのボトックス注射は、表情筋の働きを抑えることでシワを改善する治療法です。
効果は施術後2〜3日から現れ始め、約2週間で安定します。
カラーグランツクリニックでは、お悩みや肌の状態を丁寧にカウンセリングし、その方に合った治療プランを一緒に考えます。
私たちのコンセプトである『自分色に輝く』毎日をサポートするため、無理な勧誘はせず、本当に必要なケアだけをご提案いたします。
おでこのシワにお悩みの方は、ぜひ一度、当院のカウンセリングでご相談ください。
温かく明るいスタッフが、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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執筆者

院長
天本 夏希Amamoto Natsuki
Color GlanZ Clinicのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。クリニックにご来院くださる皆様が「自分らしさ」を大切にできるよう、そして毎日鏡を見るたびに「Color GlanZ Clinicへ来てよかった」と思っていただけるような施術をご提供できるように、現状に満足することなく、学び続けることを心掛けております。
経歴
- 2015年3月 佐賀大学医学部卒業
- 2016年4月 国立病院機構佐賀病院 初期研修医
- 2018年4月 湘南美容クリニック福岡院勤務
- 2019年11月 福岡市内美容皮膚科勤務
- 2023年9月 Color GlanZ Clinic勤務
